NAW / AGENTS 02
IMAGE: AI生成ビジュアル
AGENTS / Agents
OpenHands v1.17.0公開 — Agent Canvasの自動化・運用機能を強化、拡張機能は「Apps」に改称
オープンなAIエージェントプラットフォームOpenHandsの安定版v1.17.0。タスク結果を意識した自動化実行UI、クラウドでのLLMプロバイダ接続、ローカルAgent Canvas Planner、会話タグとフィルタなどを追加。セルフホスト向けテレメトリ無効化フラグやDOMPurify迂回パッチも含む。
オープンなAIエージェントプラットフォームOpenHandsは2026年9月9日(UTC)、安定版 v1.17.0 を公開した。GitHub Releasesの情報ではprerelease・draftのいずれでもない正式リリースで、Agent Canvasを中心とする自動化・運用まわりの機能追加が目立つ。前回v1.16.0(8月27日公開)に続くマイナーアップデートとなる。
主な新機能:自動化とCanvas運用の強化
- 自動化実行UIの改善: 自動化の実行画面がタスクの結果を意識した表示に対応し、カスタムcron式を編集モーダルから直接編集できるようになった。汎用カスタム自動化マニフェストのサポートも追加された。
- クラウド連携: クラウド上でLLMプロバイダ接続が可能になり、Agent Canvas向けのクラウド設定入口が統一された。
- ローカルPlanner: ローカル環境向けのAgent Canvas Plannerサポートが追加され、クラウドなしでの計画支援が利用できる。
- 会話管理: 会話パネルにタグ付けとフィルタ機能が追加され、メッセージのタイムスタンプをホバー表示できるようになった。
- 権限と表示: 自動化の権限が表示(view)と管理(manage)に分離された。ダッシュボードのカードと行には、マニフェストで宣言された値の記述(value statements)が表示される。
修正・保守:テレメトリ無効化と名称変更
- セルフホスト運用: セルフホストのCanvas向けに
--disable-telemetryランタイムフラグが追加された。 - セキュリティ修正: 依存関係のDOMPurifyサニタイズ迂回に対するパッチが含まれている。
- その他の修正: チャット再読み込み時のプロファイル表示の再導出、デスクトップ版のURL解析、設定画面の保存ボタン制御、ブランチ名のパーセントエンコードなど多数の不具合修正と、コードレビュー証跡ポリシー強化などの文書更新が含まれる。
- 改称と既定値: 「Canvas Extensions」は「Apps」に改称された。エージェントサーバーと自動化の既定バージョンも引き上げられている。
エージェントの定期実行やチーム運用を行う利用者にとっては、自動化の権限分離・cron編集・タスク結果表示の改善が実務上の変更点となる。セルフホスト利用者はテレメトリ無効化フラグの追加も確認しておきたい。