人型ロボットと自律エージェントの接続を表す抽象ビジュアル
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IMAGE: AI生成ビジュアル

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OpenClaw 2.0(v2026.8.1)公開 — 再構築されたWeb体験とメモリ強化、1.6万超PRの最大アップデート

ブラウザアプリの全面刷新、マルチプレイヤーセッション、デバイス/クラウドを跨ぐ実行、対話検索や常時表示の進捗カードなど大規模刷新。GitHubで38万超スターを抱えるOSSアシスタントが基礎から信頼性を強化。

OpenClaw Foundationは2026年8月31日、オープンソースの個人用AIアシスタント「OpenClaw」の大型アップデート v2026.8.1(OpenClaw 2.0) を公開した。公式ドキュメントは「再構築されたWeb体験、シンプルなオンボーディング、より強いメモリとセッション継続性、そして大規模な信頼性改善」をうたい、これまでで最大のリリースと位置づけている。GitHubリポジトリは38万超のスターを抱え、今回のリリースには16,000超のプルリクエストが統合された。

GitHub上にタグ v2026.8.1 として公開され、npmでは [email protected] が提供される。macOS向けは署名・公証済みのZIP/DMGが配布され、iOS/Androidは別途配信される。リリースノートは最終的なタグ付きchangelog(CHANGELOG.md)を再現している。

OpenClaw 2.0(v2026.8.1)リリースイメージ 出典: v2026.8.1 (AKA OpenClaw 2.0) — OpenClaw Docs クレジット: OpenClaw Docs / OG image

ハイライト — 会話を「探す・追う・答える」体験の刷新

ドキュメントが最前面で挙げる8つのハイライトは、日常的な会話運用の摩擦を減らすことに集中している。

  • 過去の会話を検索: 表示中の会話テキストを完全一致で検索し、ヒット周辺のメッセージを再オープンできる(#105057等)。
  • Gatewayを越えたセッション: ペアリングしたデバイスやクラウドワーカーで作業を継続し、作業スペースごと移動。ウォームマシンやプロジェクトシードの再利用にも対応(#123280等)。
  • 進行を常時追跡: リロードを跨いで保持されるセッション進捗カードと、サブエージェントの活動・累積する編集の可視化をWeb/ネイティブ双方で提供(#125125等)。
  • 明確に答える: エージェントからの構造化質問に対し、Web/ネイティブのカード、メッセージングのボタン、あるいは素のテキストのいずれでも回答可能。自由記述の代替と明示的なSkipを備える(#109922等)。
  • インタラクティブな結果とダッシュボード: チャット内のウィジェットをセッションダッシュボードにピン留めし、特定アクションやネットワークオリジンを許可。レンダリング結果を画像としてエクスポートできる(#101840等)。
  • プライベートなクレデンシャル要求: マスクされたプロンプトでエージェントが認証情報を要求し、チャットやモデルコンテキストに値を残さない。保護されたシークレットの置換を承認済み宛先に限定するオプトインのプロキシも備える(#129670等)。
  • 定期実行を一度だけ承認: 自動化の正確な操作に対する権限を一度付与すれば再利用でき、後から点検・取り消しも可能。ジョブや操作が変われば再承認が必要(#129526等)。
  • リッチな音声・動画: アップロードや生成された返信、再生、リロードを跨いでメディアを会話に保持。Apple/Androidクライアントではネイティブの再生コントロールと動画アップロードに対応(#115842等)。

導入と運用 — オンボーディング、メモリ、チーム機能

導入フローの刷新も大規模だ。Custodianによるガイド付きオンボーディング、会話テキストやローカル制御用のQuick Chat、モデルダウンロードやリーン・モードを含むローカルモデルセットアップ、クラウドワーカーのプロジェクト別既定値やスロット可視化などが追加された。

メモリ面では、Active Memory有効時の個人向け会話リコールが既定で同じエージェントのプライベート文脈を限定的に取得するほか、Grounded dreaming(モデル支援のバックグラウンドでの記憶統合)と自動セルフラーニングが既定オンとなり、由来が明確な素材を長期記憶へ昇格させる。セッションリセットは未設定ならアイドル期間や日付跨ぎでも会話を保持する挙動に変更された。

チーム・組織向けでは、共有クレデンシャルストア(SQLite管理、書き込み専用のシークレットと宣言済みホストに束縛された保護付きegress)、オプションの1Passwordブローカー、名前付きロールによるアクセス制御、セッション可視性・メンバーシップ管理などが整備された。

モデル/プロバイダ周りでは、BytePlusやMistral、NovitaAI、Cohere/Meta、Voyage Embeddings、DuckDuckGo Search、iMessageなどが「公式プロバイダパッケージ」として必要に応じてインストールする形に整理され、openclaw update repairopenclaw doctor --fix で修復できる。OpenAI関連では codex/* / openai-codex/* から openai/* への移行が doctor --fix で提供される(破壊的変更)。

互換性と信頼性 — 破壊的変更と大規模な修正

破壊的変更として、バンドルされていたOpenProseプラグインと /prose コマンドの削除、OpenAIルートの移行に加え、9月1日に予定されるプラグインSDKの整理(plugin-sdk 配下の細分化されたインポートへの移行)が予告されている。いずれも openclaw doctor --fix での移行が案内される。

「Fixes」節は極めて長く、ペアデバイスのデッドライン処理、データベースの隔離回復、プロバイダSecretRefsの分離、SQLiteのWAL安全性、ワークスペース安全性、クレデンシャル露出の遮断、ファイル編集の安全化、プラグイン更新時の同意保持、Windows/PowerShellの引数保持、Heartbeat配信や自動化リカバリなど、Gatewayを中心とした信頼性・安全性の修復が数百件規模で列挙されている。詳細はタグ付きchangelogとGitHubリリースを参照する必要がある。

ベンダー公称の「最大アップデート」と位置づけられるが、実際の安定性や移行負荷は環境依存であり、特にプラグインSDKの移行やOpenProse/Codexルートの変更は既存導入での事前検証が推奨される。

提供形態と入手方法

出典