NAW / COMPUTE 06
IMAGE: AI生成ビジュアル
COMPUTE / Infrastructure
Cloudflare、Workersのサイズ制限を緩和 — 圧縮サイズ上限を撤廃し未圧縮64MiBに統一、Free/Paidとも
従来の圧縮後3MB(Free)/10MB(Paid)のチェックを撤廃。Wranglerが束ねた未圧縮バンドルのみで判定し、大規模な依存関係やフレームワークのデプロイが容易に。
Cloudflareは2026年9月4日、Workersのデプロイ時サイズ制限を変更したと発表した。Wranglerがコードを束ねて圧縮してアップロードする際、これまでは圧縮後のサイズでFreeは3MB、Paidは10MBの上限をチェックしていた。この圧縮サイズのチェックを撤廃し、今後は未圧縮バンドルのサイズ(全プラン共通で64MiB)のみで判定する。
変更内容 — 圧縮サイズのチェックを撤廃
- 撤廃前: 圧縮後のサイズで判定。Freeは3MB、Paidは10MBを超えるとデプロイが拒否されていた。
- 撤廃後: 圧縮サイズの上限チェックはなし。未圧縮バンドルのサイズが64MiB以下であればデプロイ可能で、FreeとPaidで差はない。
- 狙い(Cloudflare説明): より大きな依存関係、重いフレームワーク、より多くのコードを含むWorkerをサイズ制限に阻まれずデプロイできるようにする。
AIエージェントのワークフローやWorkers AIのバインディング呼び出しを含むWorkerなど、依存関係が膨らみがちな構成では、圧縮後10MBの壁が実務上の制約になっていた。今回の変更はその緩和にあたる。
確認方法 — Total Upload値が判定基準
デプロイ前にバンドルサイズを確認する手順も示されている。
- 確認コマンド:
wrangler deploy --outdir bundled/ --dry-run - 表示例:
Total Upload: 259.61 KiB / gzip: 47.23 KiB - 判定に使う値:
Total Uploadが未圧縮バンドルのサイズで、この値が64MiBの上限にカウントされる。gzip値は参考表示のみで、上限にはならない。
詳細な上限の定義はWorkerサイズ制限のドキュメントにまとめられている。既存Workerの移行作業は不要で、新規・更新デプロイから新基準が適用される。