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Cloudflare、Z.aiのフラッグシップ「GLM-5.3」をWorkers AIで提供開始 — 100万トークン・エージェントコーディング特化

GLM-5.2と同一ベースでポストトレーニングのみで大幅向上。Terminal Bench 3.0で6倍、SWE-Marathonで2倍以上に。料金は据え置きの$1.40/$4.40 per 1Mトークン。

Cloudflareは2026年8月28日、Z.aiのフラッグシップ・エージェントコーディングモデル「GLM-5.3」をWorkers AIで提供開始したと発表した。モデルIDは@cf/zai-org/glm-5.3。100万トークンのコンテキストウィンドウ、推論(reasoning)、Function Callingに対応し、単発チャットではなく長時間のツール駆動開発ワークフロー向けに設計されている。

GLM-5.3はGLM-5.2と同一のベースモデルを用い、改善はすべてポストトレーニングによるものとされる。Z.aiの公表によると社内ベンチマーク「Z.ai Code Bench」でGLM-5.2比50%向上し、同社は「最も能力の高いオープンウェイトのコーディングモデル」と位置づけている。

ベンチマークと性能向上

CloudflareのChangelogが引用するZ.ai公表値は以下の通り(カッコ内はGLM-5.2)。

  • Terminal Bench 2.1: 88.2(81.0)
  • Terminal Bench 3.0: 28.3(4.6)— オープンソースでSOTA、6倍以上の向上
  • DeepSWE: 66.9(46.2)
  • FrontierSWE: 78.1(67.5)
  • SWE-Marathon: 42.5(19.4)— 約2.2倍
  • CyberGym(脆弱性発見): 84.5 — Z.ai比較でトップ
  • AutomationBench(長期自動化): 48.2

いずれもベンダー公称値であり、実環境での再現性やタスク依存のばらつきには留意が必要。Z.aiはHugging Faceのモデルカードでも同等の数値を提示している。

価格・提供条件と使い方

Cloudflare上での料金はGLM-5.2と据え置き。

  • 入力: $1.40 / 1Mトークン
  • キャッシュ入力: $0.26 / 1Mトークン
  • 出力: $4.40 / 1Mトークン

利用にはWorkers PaidプランまたはAI Gatewayのプリペイドクレジット(Unified billing)が必要。Workers AIバインディング(env.AI.run())、REST API、OpenAI互換エンドポイント、AI Gatewayのいずれからでも呼び出せる。

Cloudflareは8月26日にもAI Searchで6モデル追加やGLM-5.3 FlashのWorkers AI対応を発表しており、エッジ推論でのモデル拡充を継続している。今回のGLM-5.3はフラッグシップ版として、長時間エージェントの実行層をエッジで担う選択肢を広げる。

出典

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