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GitHub Copilotが9月11日に2件更新 — VS Code Agentsを利用メトリクスに追加、コードレビューは自動解決と深掘り分析へ

GitHubは9月11日、Copilotの変更履歴を2件公開した。利用メトリクス報告にVS Code Agentsウィンドウの活動指標が正式追加され、導入状況の把握が可能に。Copilotコードレビューは対応済みコメントの自動解決、提案適用時のスマートなコミットメッセージ、シェルツールを使った深掘り分析を導入した。

GitHubは2026年9月11日、Copilotに関する変更履歴(Changelog)を2件公開した。1件は利用メトリクス報告へのVS Code Agentsウィンドウ指標の追加、もう1件はCopilotコードレビューの体験改善と分析強化である。いずれも改善(Improvement)区分の更新で、以下は各ページの記載内容の整理だ。効果の定量的な検証データは示されていない。

利用メトリクスにVS Code Agentsウィンドウの指標を追加

  • 何が変わったか: 専用のVS Code Agentsウィンドウでの活動を示す指標が、Copilot利用メトリクス報告に正式版(generally available)として含まれるようになった。企業や組織での導入・利用状況の測定が目的と説明されている。
  • 集計レポート(1日・28日単位): 企業全体・組織全体の集計に daily_active_vscode_agent_users(1日あたりのVS Code Agentsウィンドウのユニーク利用者数)と totals_by_vscode_agent(セッション数とユーザー発話数の集計)が追加された。いずれも任意フィールド扱いだ。
  • ユーザー単位レポート(1日・28日単位): used_vscode_agent(そのユーザーがAgentsウィンドウを使ったかを示す指標)と、ユーザーごとの totals_by_vscode_agent(セッション数と発話数)が追加された。集計で傾向を追い、ユーザー単位でチーム横断の利用を把握する使い方が想定されている。
  • 対象範囲の注意点: 指標は専用のVS Code Agentsウィンドウのみが対象で、エディター内のAgent Modeや全体の利用集計とは別扱いになる。対応データが無い場合の欠損時の振る舞いは後方互換で、任意フィールドは欠落またはnullのままになる。
  • 利用条件: 閲覧にはCopilot利用メトリクスポリシーの有効化が必要で、対象者はEnterprise所有者・請求管理者、Organization所有者、またはCopilotメトリクス閲覧権限を持つカスタムロール保持者とされている。

コードレビューは自動解決・スマートなコミットメッセージ・深掘り分析

  • 対応済みコメントの自動解決: 対応するコミットをプッシュすると、Copilotが再レビュー時にそのコメントを自動で解決するようになった。対応不要になったスレッドを手動で閉じる必要がなく、開いたままのコメントが「まだ対応が必要な指摘」だけを反映する状態になる。未対応の指摘は開いたまま残るため見落としは生じないと説明されている。
  • 提案適用時のスマートなコミットメッセージ: コードレビューのコメントが示す修正提案を適用する際、定型のコミットメッセージではなく、変更内容に基づいたメッセージ案をCopilotが生成するようになった。
  • シェルツールによる深掘り分析: レビュー時の検証手段として、既存のファイル読み取りツールに加え、Copilot SDK由来のシェルツール群をCopilotエージェントファイアウォールの内側で実行して使うようになった。ビルドコマンドの実行、テストの実行、対象を絞ったスクリプト実行、利用可能なツールやAPIからの情報取得などが例示されている。
  • Liteレベルでの複数エージェント構成: 複数のエージェントのアンサンブルにより、Liteの effort レベル内でもより徹底したレビューを行うと説明されている。ページに記載された実験結果では、この変更により開発者からの肯定的フィードバックが増え、重大度の高い指摘が増え、細かな指摘(nits)が減ったとしているが、具体的な数値は示されていない。
  • 影響範囲: 分析側の変更は受け取るレビューの質のみに影響し、レビューの要求・受領方法には影響しないと明記されている。

出典