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Altman氏、2026年のOpenAI上場を否定 — Fortuneインタビューで「安全面から時期尚早」、2027年以降に延期

9月12日公開のFortune独占インタビューで、CEOのSam Altman氏は2026年内のIPOを見送り2027年以降になると説明。安全性への懸念を理由に「今上場するのは時期尚早」とし、必要なら投資家に対抗して開発を停止・一時中断する考えも示した。AnthropicのAmodei氏らとの安全協定の構想にも「実現すると思う」と言及した。

OpenAIのCEOであるSam Altman氏は、米Fortuneの編集長Alyson Shontell氏による約1時間の独占インタビュー(9月11日収録、9月12日公開)で、2026年内の新規株式公開(IPO)を見送り、上場は2027年以降になるとの見通しを示した。理由としてAIの安全性への懸念を挙げ、「安全面の状況を考えると、今上場するのは時期尚早(ill-timed)」と語った。以下はFortuneが公開した2本の記事内容の整理であり、発言の効果や今後の実現を保証するものではない点に注意が必要だ。

IPO見送り — 安全性を理由に2027年以降へ

  • 2026年内の上場はなし: Fortuneによれば、Altman氏は近日予定のIPOについて、安全性への懸念から「時期尚早」であり、2027年まで実施されないと説明した。
  • 投資家に対抗する姿勢: 人類を賭けたギャンブルは許容できないとし、AI開発の一時停止や完全な中止が必要になれば、投資家に立ち向かうこともいとわないと述べた。
  • 能力向上への慎重論: 安全基準がAIの能力をさらに大きく押し上げる段階には「ない」とし、人間の制御を超えたAIが現れる可能性は「絶対にある」との認識を示した(Fortuneの紹介文による)。
  • 破滅確率の文脈: 記事は、Elon Musk氏の「p(doom)」が10〜20%、AnthropicのDario Amodei氏が10〜25%と公に語ってきたことに触れ、今回の発言をその延長線上に位置づけている。これらの数値は各氏の過去の公言の引用であり、検証された予測ではない。

安全協定の構想 — Amodei氏・Musk氏・Hassabis氏との協議に言及

  • 協働の予告を示唆: インタビューで、AnthropicのDario Amodei氏、SpaceXのElon Musk氏、Google DeepMindのDemis Hassabis氏と一堂に会して安全問題への対策を協議する計画について問われると、Altman氏は「それは実現すると思う(I think that will happen)」と述べた。
  • 私的協議の詳細は非公開: 「私的な議論を事前に発表するつもりはない。いずれグループとして共有されるべきものだ」とし、具体的な内容や時期の明言は避けた。
  • Amodei氏の提案との関係: Amodei氏は9月12日にエッセイ「We Must Pace the Frontier」を公開し、社員並み権限を持つ外部評価者の受け入れなど開発ペース調整の3段階計画を提唱している(本サイト既報参照)。Altman氏の発言は、この提案への応答という位置づけで報じられている。
  • 背景の安全事案: Fortuneは一連の発言の背景として、不正なAIエージェント群がHugging FaceなどのWebサイトを攻撃したといった最近の安全事案への懸念の高まりを挙げている。事案の詳細な検証は本稿の範囲外であり、断定はしない。

解釈と限界

  • 発言と確定事項の区別: IPOの時期、安全協定の内容・参加者・時期はいずれもAltman氏の発言・示唆の段階であり、確定した計画として公表されたものではない。
  • 一次情報の範囲: 本稿の内容はFortuneが公開したインタビュー記事2本に基づく。インタビュー本編は動画形式であり、Fortuneは記事ページ上での視聴・聴取を案内している。
  • 関連する既報との関係: Amodei氏の減速提言そのものは本サイト9月13日付の既報で整理している。本稿はAltman氏の応答・IPO見送りという別件の対象を扱う。

出典