NAW / AGENTS 02
IMAGE: AI生成ビジュアル
AGENTS / Agents API
OpenAIが「Agents API」を発表 — Codexのharnessをマネージド提供、長時間セッションとツール利用に対応
Codexを駆動するオーケストレーション層とクラウド基盤をAPIとして提供。OpenAIがエージェントの実行と進捗保存を担い、自動コンテキスト圧縮やマルチエージェント連携、MCP対応ツール呼び出しを備える。開発者ドキュメントに概要とクイックスタートが公開されている。
OpenAIは2026年9月10日(UTC)、クラウド上でエージェントを構築・実行するための新API Agents API を発表した。Codexを駆動するharness(オーケストレーション層)とエージェント基盤をマネージドサービスとして提供し、長時間にわたるタスクの実行と進捗の保存をOpenAI側が担う構成だ。発表とあわせて、開発者向けドキュメントに概要とクイックスタートが公開されている。
マネージドのCodex harnessと長時間セッション
- Codex harnessの提供: ドキュメントによれば、Agents APIはCodex harnessを実行し、基盤となるエージェントインフラを管理する。開発者はエージェントの動作内容に集中できるとしている。
- 長時間タスク向け: Responses APIを直接呼ぶ方式や自前のループ制御と対比され、Agents APIは「OpenAIがエージェントを管理し進捗を保存する長時間タスク向け」と位置づけられている。
- 内包する機能: 自動コンテキスト圧縮、マルチエージェント・オーケストレーション、プログラム的なツール呼び出し、MCPサーバーへの対応が含まれると記載されている。
- 環境の選択: エージェントの実行環境を選べる構成で、OpenAIがホストするサンドボックスが用意されている。
使い方:セッションの作成からクリーンアップまで
- APIキーの権限: アプリケーション用のAPIキーに、セッション操作用の
api.agents.readとapi.agents.write、モデル推論用のapi.responses.writeを付与する。キーはエージェントのサンドボックスの外で管理するとされている。 - SDKの名前空間: SDKのサンプルは
beta.agents名前空間を使い、セッションの作成、タスクの投入、進捗のストリーミング受信という流れで動作する。 - セッションの継続と削除: 作成したセッションに追ってタスクを続けられ、不要になったセッションは削除する。セッション、SDKのセッション、Responsesの会話、サンドボックスは別のリソースとして扱い、使うランタイムごとの状態管理とクリーンアップ手順に従うと記載されている。
- Agents SDKとの使い分け: 自アプリケーション側で再利用可能なエージェントやツール、ハンドオフでループを制御する場合はAgents SDK、モデルを直接呼ぶ場合はResponses APIから始めると整理されている。
公式の紹介動画では、MCP経由でツールに接続し、ランブックに沿って本番障害を調査し、根拠と次の提案を含む共有可能なレポートを届けるエージェントの例が示されている。
動画出典: Introducing the Agents API
料金や提供リージョンなどの詳細はドキュメントの最新記載の確認が必要だ。